さっぽろ創世スクエア
- 公共建築賞 優秀賞
- 建築
- オフィス
- 札幌
- 2018年竣工

ホールや図書館、テレビ局、事務所等の様々な施設で構成する高層棟・低層棟からなる複合施設です。
(工事名:札幌創世1.1.1区北1西1地区第一種市街地再開発事業施設建築工事及び公共施設整備工事)
大成建設(株)、岩田地崎建設(株)、伊藤組土建(株)、岩倉建設(株)、丸彦渡辺建設(株)の5社JVで施工しました。
敷地面積11,675.94㎡、建築面積9,431.66㎡、延べ床面積131,8891.72㎡、SRC+RC+S造・制振構造
高層棟:地下4階、地上27階、塔屋1階、高さ約124m
低層棟:地下4階、地上12階、高さ約66m
用 途:事務所、テレビスタジオ、集会場、図書館、劇場(2,300席)、駐車場(425台)、駐輪場(842台)
高層棟は、大倉山を望む西面を主方向とする「オフィス」、西2丁目側の「放送局」で構成されています。低層棟は、ホールの舞台を敷地北側に設け、西2丁目線・大通公園・テレビ塔の3方向に吹き抜け空間がある「高機能ホール」、北1条通に面する「図書館・アートセンター」の構成です。地下1階から3階までは、駐車場と公共駐輪場が配置され、地下4階にはDHC(地域冷暖房システム)設備があり、熱源を供給しています。
当工事は、大きく高層棟と低層棟、地下の3つの組織編成で施工しています。地下の施工にあたり、工期短縮と周辺観光に配慮した安全性の高い逆打ち工法を採用しています。
また、敷地一杯の建物であるため、高層棟の鉄骨建方は積層工法、低層棟は建逃げ工法を採用しました。低層棟では、屋根トラスを地組してリフトアップするなど様々な工法を採用しています。
概要
竣工 | 2018年5月 |
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用途 | オフィス |
所在地 | 札幌市中央区 |
延床面積 | 131,8891.72 m2 |
発注者 | 札幌創世1.1.1区北1西1地区市街地再開発組合 |