土木技術技術・サービス

スキージャンプ台

スキージャンプ台工事のパイオニアとして

オリンピックやワールドカップが開催できるスキージャンプ台の工事は、ミリ単位の施工精度やジャンプ競技特有のノウハウが必要となり、ジャンプ台の工事ができる建設会社は日本国内でも限られています。そうした中、当社はスキージャンプ台工事のパイオニアとしての道をこれまで歩んできました。

スキージャンプ台工事の実績

スキージャンプ台工事のプロフェッショナルとして、当社は数々の工事実績を誇ります。
精巧な技術とノウハウが必要なスキージャンプ台工事において、日本国内でも数少ない施工が可能な建設会社の一つとして、安全性と耐久性を兼ね備え、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できる競技環境の実現を目指してきました。

ジャンプ台工事の実績

  • 宮の森ジャンプ競技場ノーマルヒル(K=90)【北海道札幌市】
  • 荒井山ジャンプ競技場ミディアムヒル(K=55)・スモールヒル(K=25)【北海道札幌市】
  • 名寄ピヤシリシャンツェノーマルヒル(K=90)【北海道名寄市】
  • 竹鶴シャンツェ・笠谷シャンツェミディアムヒル(K=55)・スモールヒル(K=25)【北海道余市町】
  • 朝日三望台シャンツェミディアムヒル(K=60)・スモールヒル(K=40)【北海道士別市】

宮の森ジャンプ競技場

山形市蔵王ジャンプ台改修工事

建設後30年以上経過した蔵王ジャンプ台を、ワールドカップ国際基準や国際スキー連盟(FIS)の新規格の助走路(アプローチ)となるように角度変更を行うこととなりました。また、ワールドカップ開催基準として義務化されている助走路の冷却装置も新たに設置しました。

改修前の蔵王ジャンプ台(2013年4月)

改修後の蔵王ジャンプ台(2013年12月)

蔵王ジャンプ台改修工事では自動追尾型のトータルステーションを使用し、助走路の形状を3次元計測で管理して、測量の精度を高めました。 また、ランディングバーン(着地部分)からスタート台頂部までの高低差が約100mもあり、240t級の大型クレーンで資機材の荷揚げを行いました。ジャンプ台の工事では、大型クレーンの適切な作業計画、スロープ部で稼働する重機の作業計画、高所からの墜落転落対策などの安全管理もとても重要になります。

1:改修前の旧助走路
2:旧助走路の撤去
3:大型クレーン240tを活用
4:新助走路の基礎コンクリート
5:新助走路の仕上げコンクリート
6:新助走路のレール設置
7:新助走路の完成
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