健康経営CSR・サステナビリティ

社員が健康に働ける職場づくりを目指して

伊藤組土建は「健康経営」の趣旨に賛同し、社員の健康は会社の根幹ととらえ、誰もがいきいきと働ける職場環境の実現に向けてさまざまな取り組みを行っています。

健康方針・健康経営推進

当社では、社員が心身ともに元気に働ける会社を目指し、健康方針を策定しています。
社員の生活習慣病予防対策の推進、健康増進施策の実施、職場の活性化、運動機会の増進など、さまざまな取り組みを行っています。

伊藤組土建株式会社 健康方針

伊藤組土建株式会社は、働く人々の健康を第一に考え、ワーク・ライフ・バランスを考慮した働き方で、こころとからだの健康を保持し、健康不安やメンタル不調の予防、早期解消に取り組み、健康で思いやりのある職場づくりを目指すとともに、経営的な視点から健康を考える健康経営についても推進する。

伊藤組土建株式会社
代表取締役社長 大谷 正則

健康経営体制図

TOPICS-社外からの評価-

「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に認定

2024年3月11日、健康経営優良法人2024(大規模法人部門)に認定されました。

健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度で、当社は2020年から5年連続での認定となります。

当社は社員が心身ともに元気に働ける会社を目指して、生活習慣病予防対策の推進、健康増進施策の実施、職場の活性化、運動機会の増進などに取り組んでいます。

健康事業所宣言(ヘルスアップチャレンジ)

全国土木建築国民健康保険組合の「ヘルスアップチャレンジ」に参加し、社員が率先して健康づくりに取り組むことを宣言、活動を推進しています。

健康への取り組み

「こころとからだの健康でパフォーマンスアップ」をモットーに、各自が健康管理目標を掲げ、心身の健康維持に努めるためのさまざまなサポート体制を整えています。

※単年データはすべて2023年度

健康管理目標

アブセンティズム、プレゼンティズムの低減

生活習慣病の予防、改善施策に加え、運動機会増進施策、健康意識向上施策により社員の身体状態を良好に保ち、パフォーマンスを上げる

組織満足度の向上

ストレスマネジメント研修、ワークライフバランスのとれた働き方の推進、福利厚生の充実、職場環境改善施策により社員のこころの状態を良好に保ち、パフォーマンスを上げる

伊藤組土建株式会社 健康経営戦略マップ

健康経営戦略マップとは、健康経営によって解決したい経営課題やその経営課題解決につながる健康課題、それを実現するための健康投資、健康投資効果、健康資源の因果関係を整理し図式化したものです。
健康投資の対効果を測定、分析し、期待した目標に届いているか、それぞれの段階の指標がどのような状態であるかを把握することによって、効果的なPDCAを回します。

「ひしこ7つの健康習慣」

ひしこ7つの健康習慣

「ひしこ7つの健康習慣」を「意識」して「実行」することで日常的不調の改善、生活習慣病予防を目指します。

意識→実行→成果
ひしこ7つの健康習慣

2024年度~2028年度の数値目標
脳・心臓疾患(動脈硬化)の危険因子 ひとつ以下の社員を7割へ
※肥満、高血圧、高血糖、高血中脂質

動脈硬化は、肥満、高血圧、高血糖、高血中脂質、そして喫煙や運動不足の危険因子が重なることによって起こりやすくなると言われています。
当社の定期健診有所見率は全国平均と比べて高く、特に「肥満」「血中脂質」の割合が高い傾向があるため、「ひしこ7つの健康習慣」に取り組むことにより、社員ひとりひとりの危険因子をひとつでも少なくすることを数値目標としました。

動脈硬化リスク保有者率
健診有所見者率
定期健診受診率
二次検査受診率
肥満者割合

全体の有所見率は依然高い状態が続いており、全国平均と比べて約20%高くなっています。
有所見率が断トツで高いのが「血中脂質」で、全国平均を10%以上上回っています。
「血圧」「血糖」は全国平均より若干上回っていますが、以前と比べると低下傾向です。

「肥満者割合」は全体では横ばいです。40代以上に減少傾向があり施策の効果が表れている反面、30代が増加していることが気がかりです。
年をとっても20代の体型を維持するため、若いうちから健康を意識する働きかけをしていきます。

運動・喫煙・飲酒
睡眠
高血圧治療継続率
組織分析偏差値
ストレスチェック受検率
ストレスチェック高ストレス者率
  • 社会的な健康度 「業務負荷」「職務共感」「職場環境」「家庭生活」
  • 心身の健康度 「心理面」「身体面」「行動面」
  • 生活の健康度 「ストレス対応力」「ライフスタイル」「性格傾向」
メンタルヘルスに起因する欠勤・休職者
メンタルヘルス以外に起因する欠勤・休職者
平均勤続年数
離職者率
プレゼンティーズム
アブセンティーズム
ワークエンゲージメント4点満点

健康経営が社員にどのくらい浸透しているか、アンケートを行なっています。

保健師による健康相談、特定保健指導対象者への勧奨

健診時及び年3回、保健師と栄養士による健康相談を実施

健康相談参加率
特定健康指導実施率

運動機会の増進に向けた取り組み

  • 歩行奨励イベント「みんなで歩活」への参加
  • スポーツジムの利用料金補助
  • 訪問整体などで身体のコンディションを整え、運動効率UP
  • 姿勢やフレイルのチェックを行い、筋トレ等をアドバイス
運動イベント参加率

健康セミナー開催

日頃の生活習慣を振り返り、改めて健康について意識することができる良い機会として、社員と家族を対象にした健康セミナーを開催しています。
今後も、このようなセミナーを開催し、社員の健康意識向上に役立ててまいります。

ヘルスリテラシーの向上

  • eラーニングや集合研修等で睡眠や女性の健康など健康意識向上教育を実施
  • 定期的に運動習慣をつけるきっかけや食生活を見直すための情報を提供
  • ベジチェック、体組成測定、骨密度測定、血管年齢測定等で身体状態を気軽にチェックし、結果に基づいた保健指導を実施
女性の健康問題eラーニング受講率

受動喫煙防止対策の徹底

  • 就業時間中の喫煙制限を実施
  • 禁煙外来医療費補助制度
  • 作業所受動喫煙防止ガイドラインを定め、受動喫煙防止を徹底

ストレスマネジメント力の向上

  • セルフケアやラインケア研修等のストレスマネジメント能力向上研修を実施
  • 新入社員へストレスマネジメント基礎研修を実施
メンタルヘルス研修出席率

ハラスメント防止の徹底

  • 定期的アンケートでハラスメントに関する社員意識や実態を把握
  • 社内外相談窓口の設置
  • 全役職員に対する継続的ハラスメント教育の実施

ワークライフバランスの推進

  • 業務改革による残業時間の削減を実施
  • 福利厚生サービス制度により、家族や友人等との余暇時間充実をサポート
  • インセンティブによるポイント付与
福利厚生制度利用率

計画年休、ノー残業デーの実施、作業所土曜閉所の推進

  • 年5日の計画年休を実施
  • 毎週水曜日を「ノー残業デー」とし、毎週お知らせのメールを送信
  • 作業所の週休2日を推進
有給休暇取得率

コミュニケーションの促進に向けた取り組み

  • 社内交流活動に対する支援、補助を実施
  • 社員間でポイント付メッセージカードを贈りあうサンクスカード
  • 社員間交流を活性化し、親睦を深めるためのイベントを主催
社内交流活動参加率

社員交流

社員間のコミュニケーションを図り、率先して身体を動かして心身の健康を維持できるような活動を会社として積極的にサポートしています。

TOPICS-社外からの評価-

スポーツ庁「スポーツエールカンパニー」に認定

当社は、スポーツ庁より「スポーツエールカンパニー2024」に認定されました。

本制度は、スポーツ庁が従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取組を行っている企業を「スポーツエールカンパニー」として認定する制度です。
当社では、週1回30分程度のオンライントレーニングの開催や、年2回の歩行奨励イベントへの参加、社員有志のクラブ活動等への補助など、社員が健康に働ける職場づくりを目指して様々な取り組みを行っています。

社員と家族の交流イベント

家族も含めて社員同士が交流できるイベントを開催しています。

仁木町の観光農園でくだもの狩り

各種大会への参加

「ほっかいどう大運動会」や「リレーマラソン in 札幌ドーム」などの運動大会に会社として参加、社員同士身体を動かして汗をかき、親睦を深める良い機会となっています。

ほっかいどう大運動会

リレーマラソン in 札幌ドーム

社内交流会

当社では、部署や世代を超えたコミュニケーションの促進を目的に社内交流会を開催しています。
スポーツ系やアウトドア系、文化系などジャンルは問いませんが、これまでに釣り体験会、カーリング体験会、ボウリング大会など様々なイベントを実施しています。
社内交流会への参加を支援する補助制度も創設し、新たなコミュニケーションの場を提供することに力を注いでいます。

「みんなで歩活」に参加

チームを組んで平均歩数を競い、歩いた距離で社会貢献にもなる「みんなで歩活」に参加しています。

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