防災CSR・サステナビリティ
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関係機関との連携を密に構築し、
大切な地域社会を災害や事故から守ります
大きな災害や事故が発生した際、社員・家族と関係者の安全をすみやかに確保したうえで、できる限り地域の救助・復旧活動に当たることは、企業における大きな社会的責任です。
当社では、事業継続計画(BCP)の策定や各種訓練、「防災管理手順書」の作成・更新など、もしもの際に迅速に対応できる企業として地域に貢献してまいります。
事業継続計画(BCP)
当社は、災害・事故等が発生した場合、社員・家族と関係者の安全確保に加え、企業の社会的責任としてできる限り地域の救助・復旧活動に当たり、国・地方公共団体や地域に貢献するための行動計画として、2012年に事業継続計画(BCP)初版を策定しました。
現在は第7版(2024年4月策定)を運用し、この計画に基づいて、全役職員を対象とした安否確認訓練や避難訓練の実施、「防災管理手順書」の作成・更新等の取り組みを実施しています。
伊藤組土建株式会社 事業継続計画(BCP) 基本方針
社是である「責任観念」「誠心誠意」のもと、基本方針を定める。
- 役職員およびその家族の迅速な安否確認と、協力会社作業員や来訪者などの人命の安全確保を最優先とする。
- 社屋や施工中の現場被災による近隣地域への二次災害を防止し、地域の人々の安全確保を図る。
- 地域の建設会社として支援体制を早期に整え、災害復旧活動を通じて地域社会へ貢献する。
- 事業継続計画を継続的に見直し、改善を図る。
TOPICS-社外からの評価-
国土交通省関東地方整備局「基礎的事業継続力認定企業」に認定
当社の東京支店が、国土交通省関東地方整備局が評価する「災害時の基礎的な事業継続力を備えている建設会社」に適合する企業として認定されました。
災害時応急復旧協定
当社では、取引企業・団体と「災害時応急復旧協定」を締結し、災害時すみやかに連携を取りながら、現場の復旧工事などの協力を行い、地域社会機能の一日も早い回復を目指し活動しています。
札幌市中央区災害防止協力会
「札幌市中央区災害防止協力会」は、札幌市中央区地域の建設工事災害・緊急災害および交通災害防止対策などについて、札幌市・中央区・他関係機関が連携して地域発展に協力し、会員相互の親睦を図ることを目的に1981年に設立された団体です。
当社は2010年よりメンバーとなり、札幌市中央区土木部や他の参加企業とともに万一の災害発生を想定した訓練などを実施しており、メンバー間の関係強化の一助となるべく、積極的に貢献しています。
【主な活動内容】
- 緊急災害発生時の連絡・対応
- 交通事故防止の安全運動、各種行事参加協力
- 防災講習会、安全講習会、研究会の開催
- その他、本会の目的達成に必要な事項
ボランティア活動、中央区防災訓練、社会貢献活動、パトロール/調査など
倒木伐採処理・土嚢積み訓練に参加(2024年)
防災啓発活動
当社では、建設会社としての技術・知見を活かした防災啓発活動に取り組んでいます。
工事現場の周辺地域の皆さまを対象とした防災セミナーでは、当該地域の地形特性や想定される津波・洪水・土砂災害・火山災害の被害の概要、万一災害が発生した場合の避難場所について、地図だけではなく当社社員がドローンで撮影した空中写真などを用いてわかりやすく解説。地域の皆さまが自分事として考えられるよう工夫してお伝えしています。
停電時に活躍!水素自動車「MIRAI」
水素自動車「MIRAI」は、災害などの停電時に大容量電源供給システムとして使用できるうえ、「パワー・ムーバー(可搬型給電器)」を接続することにより電気機器に電力供給を行うことが可能です。
2024年6月に北見市で行われた「常呂川・網走川連合総合水防演習」では、当社所有のMIRAIと電気自動車を展示。MIRAIにパワー・ムーバーを接続し、電気自動車と投光器への電力供給のデモンストレーションを行いました。
災害時充電施設の設置
当社所有の恵庭太陽光発電所に、万一の災害や停電発生時に、発電した電力を地域の皆さまに役立てていただけるよう、携帯電話やEV、PHEVなどに給電できる100V/200Vの設備を設置しています。