防災CSR・サステナビリティ

関係機関との連携を密に構築し、
大切な地域社会を災害や事故から守ります

大きな災害や事故が発生した際、社員・家族と関係者の安全をすみやかに確保したうえで、できる限り地域の救助・復旧活動に当たることは、企業における大きな社会的責任です。
当社では、事業継続計画(BCP)の策定や各種訓練、「防災管理手順書」の作成・更新など、もしもの際に迅速に対応できる企業として地域に貢献してまいります。

事業継続計画(BCP)

当社は、災害・事故等が発生した場合、社員・家族と関係者の安全確保に加え、企業の社会的責任としてできる限り地域の救助・復旧活動に当たり、国・地方公共団体や地域に貢献するための行動計画として、2012年に事業継続計画(BCP)初版を策定しました。
現在は第6版(2021年7月策定)を運用しています。
この計画に基づき、全役職員を対象とした安否確認訓練や避難訓練の実施、「防災管理手順書」の作成・更新等の取り組みを実施しています。

伊藤組土建株式会社 事業継続計画(BCP) 基本方針

社是である「責任観念・誠心誠意」のもと、基本方針を定める。

  1. 社員及びその家族の安否の迅速な確認と協力会社作業員、当社施設、現場来訪者などの人命の安全確保を第一とする。
  2. 社屋や施工中の現場被災等による近隣地域への二次災害を防止し、地域の人々の安全確保を図る。
  3. 地域の建設企業として支援体制を早期に整え、災害復旧活動を通じて地域社会へ貢献する。
  4. 事業継続計画を継続的に見直し、改善を図る。

TOPICS-社外からの評価-

国土交通省関東地方整備局「基礎的事業継続力認定企業」に認定

当社の東京支店が、国土交通省関東地方整備局が評価する「災害時の基礎的な事業継続力を備えている建設会社」に適合する企業として認定されました。

基礎的事業継続力認定企業

災害時応急復旧協定

当社では、20の団体と「災害時応急復旧協定」を締結し、災害時すみやかに連携を取りながら、現場の復旧工事などの協力を行い、地域社会機能の一日も早い回復を目指し活動しています。

札幌市中央区災害防止協力会

「札幌市中央区災害防止協力会」は、札幌市中央区地域の建設工事災害・緊急災害および交通災害防止対策などについて、札幌市・中央区・他関係機関が連携して地域発展に協力し、会員相互の親睦を図ることを目的に1981年に設立された団体です。
当社は2010年よりメンバーとなり、札幌市中央区土木部や他の参加企業とともに万一の災害発生を想定した訓練などを実施しており、メンバー間の関係強化の一助となるべく、積極的に貢献しています。

【主な活動内容】

  1. 緊急災害発生時の連絡・対応
  2. 交通事故防止の安全運動、各種行事参加協力
  3. 防災講習会、安全講習会、研究会の開催
  4. その他、本会の目的達成に必要な事項
    ボランティア活動、中央区防災訓練、社会貢献活動、パトロール/調査など

札幌市中央区災害防止協力会 緊急輸送道路被害調査訓練に参加

2023年9月、札幌市中央区災害防止協力会の防災訓練に参加し「緊急輸送道路被害調査訓練」を実施しました。
訓練は、石狩地方中部を震源としたマグニチュード7.3の直下型地震の発生を想定し、各参加企業が担当する中央区緊急輸送道路の被災状況を遠隔で伝達するもので、当社も担当する札幌駅前通の点検・情報収集を行いました。
今後も札幌市中央区災害防止協力会のメンバーの一員として、地域の防災に資する取り組みを積極的に推進してまいります。

札幌市中央区災害防止協力会 緊急輸送道路被害調査の流れ(概要)

1.担当する道路に出動・点検開始

防災sNET(専用システム)に点検開始を報告し、担当路線を徒歩等で点検
〈伊藤組土建 担当路線:道道札幌停車場線 北5条西4丁目~北1条西4丁目〉

2.被害を確認した場合

電柱・街路樹の倒壊や外壁・看板落下、陥没等の道路利用へ影響を与える被害を確認した場合、写真を撮影し、防災sNETに状況や対応レベル、位置情報とともに報告
→報告をもとに札幌市職員や災害防止協力会役員が対応を指示(軽微な被害の場合は現地で対応)

3.点検終了

防災sNETに点検終了を報告

防災啓発活動

当社では、建設会社としての技術・知見を活かした防災啓発活動に取り組んでいます。いくつかの活動事例をご紹介いたします。

「道道登別港線補助金(蘭法華トンネル)工事」における防災啓発活動

当社が代表の共同企業体で施工した「道道登別港線補助金(蘭法華トンネル)工事」において、2022年7月に防災啓発活動を実施いたしました。
当初は周辺地域の皆様にお集まりいただき防災セミナーを開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大を鑑み実施を取り止め、登別市様および発注者様と協議の上、作業現場隣接地区の防災に関する情報をまとめたパンフレットを作成して情報提供を行いました。
パンフレットは、当社顧問の鈴木英一(北海道地域防災マスター)が作成し、地形の特性や想定される津波・洪水・土砂災害・火山災害の被害の概要、万一災害が発生した場合の避難場所について、地図や当社社員がドローンで撮影した空中写真などを用いてわかりやすく解説いたしました。
作成したパンフレットは地元自治体を通じて地域の皆様へお渡しいただき、防災啓発にお役立ていただきました。

北海道遠別町にて防災セミナーを実施

「道道名寄遠別線特定交付金 宇遠別トンネル工事」の実施に対する遠別町の皆様からのご理解・ご協力への感謝を込め、2022年10月、町民の皆様を対象とした防災セミナーを実施しました。
防災セミナーでは、「遠別町の自然災害と防災」と題して講演を行い、遠別町の地形特性や洪水・津波浸水区域、過去の災害事例を説明するとともに、東日本大震災の被災映像を上映しました。
また、群馬大学大学院の片田敏孝教授が提唱する「津波避難の三原則」である『第一「想定にとらわれるな」、第二「最善をつくせ」、第三「率先避難者たれ」』を紹介しました。
講演を通じて、日頃から避難指示の伝達手段や避難場所等を地域や家庭で話し合い、共通認識していくことの重要性を町民の皆様へお伝えしました。

防災展示

2023年6月に滝川市で行われた「石狩川水系空知川総合水防演習」にて、災害発生時に活躍する車両として当社所有の水素自動車「MIRAI」と電気自動車を展示しました。
MIRAIは、災害などの停電時に大容量電源供給システムとして使用できるうえ、「パワー・ムーバー(可搬型給電器)」を接続することにより電気機器に電力供給を行うことが可能です。
今回の水防演習会場では、MIRAIにパワー・ムーバーを接続し、電気自動車と投光器への電力供給のデモンストレーションを行いました。

災害時充電施設の設置

当社所有の恵庭太陽光発電所に、万一の災害や停電発生時に、発電した電力を地域の皆さまに役立てていただけるよう、携帯電話やEV、PHEVなどに給電できる100V/200Vの設備を設置しています。

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