一般国道452号 三笠市 桂沢ダム8号橋工事
- 土木
- 橋梁
- 道央
- 2016年竣工
桂沢ダム8号橋は、既設の桂沢ダムを11.9m嵩上げして機能を向上させる新桂沢ダムの建設に伴う付け替え道路の一環で、橋長416.1m、全幅員12.0mの4径間連続ポステンPC箱桁橋です。本工事は、その内P2橋脚1基を構築する工事です。
工事の特徴として、橋脚の基礎部分を鋼殻吊り降ろし式によるニューマチックケーソン工法で施工しました。この工法は道内で3例目、岩盤掘削としては道内初となります。
最初に鋼殻を作業構台上で組み立て(鉄筋組立と並行作業)、それを100tジャッキ6台で吊り降ろして湖に浮かべ鋼殻の中にコンクリートを流し込み湖に着底させ、その後、作業室内に圧縮空気をコンプレッサーで送り込み作業空間を作ります。地盤が岩盤(軟岩Ⅱ)だったため、掘削は24時間4交代で行い、ブレーカーと発破を併用し沈下させました。
概要
竣工 | 2016年12月 |
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用途 | 橋梁 |
所在地 | 北海道三笠市 |
発注者 | 北海道開発局 |