滝の上発電所 改修
- 土木
- ダム・発電所
- 道央
- 2016年竣工
滝の上発電所は、大正14(1925)年に、北海道炭礦汽船株式会社の自家発電施設として建設された、雪解け水を利用する季節限定の水力発電所です。その後、本施設は石炭産業の衰退と共に幾度か所有者の移転を経て北海道に譲渡された産業遺産であり、当工事では、レンガづくりの旧発電所建屋の補修や耐震補強、水力発電施設の新設と補修を行いました。
大正14年の築造時から90年ほど経過していることから、沈砂池や水槽の経年劣化した既設コンクリートを取壊して、新たにコンクリートを打ち足すなどの改修を行い、新タービンを設置する発電所本館を新たに築造しました。夕張川からの取水経路は旧水路と同じですが、今回の改修では、新タービンをより深い位置に設置することで発電効率を高めています。
概要
竣工 | 2016年2月 |
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用途 | ダム・発電所 |
所在地 | 北海道夕張市 |
発注者 | 北海道 |