函館新外環状道路 見晴トンネル
- 土木
- トンネル
- 道南
- 2019年竣工
2019年現在、事業整備中の函館新外環状道路は、函館ICから函館空港ICへ至る延長10kmの自動車専用道路です。地域の活性化、物流の効率化、市内の渋滞緩和などの効果が期待されております。このうち、見晴トンネル工事は延長799mの新規トンネルを建設するもので、2017年2月にトンネル掘削に着手し、2019年3月に工事が完成しております。
本トンネルは、ゴルフ場や携帯基地局の鉄塔の直下を20m程度の低土被り型で掘削することから、地表面の沈下リスクを低減させる施工方法を採用して無事貫通しております。また、施工計画や成果品へのCIM導入、3DLSによる覆工コンクリートの出来形計測など、作業所では各種ICTの活用にも積極的に取り組みました。
なお、本工事では覆工コンクリートの養生として「ハイブリッド養生システム」の開発に取り組み、その実証効果が認められてHK-190001としてNETISに登録されました。
概要
竣工 | 2019年3月 |
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用途 | トンネル |
所在地 | 北海道函館市 |
発注者 | 北海道開発局 |