道道美唄富良野線 幌子トンネル
- 土木
- トンネル
- 道央
- 2016年竣工
道道美唄富良野線は、美唄市と富良野市を結ぶ道路で,物流の利便性向上、地域ネットワークの構築、及び災害時の孤立集落の解消を目的としています。
本工事は、その路線内において、美唄市東美唄地区から芦別市の境界地点の山岳地帯(標高:450m、最大土被り:273m)に、延長1,821mのトンネルを新設するものです。
地質は、起点(芦別側)から約1/3が砂岩主体、残りの約2/3は砂岩泥岩互層及び砂岩で構成されていました。地山が脆弱な区間では、発注者と協議しながら補助工法や早期閉合等を実施し、終点側(美唄側)坑口の斜面では、垂直縫地ボルトを施工して地山の安定化を図りました。また、覆工コンクリートの施工では、材料・施工・養生の各段階で新技術の活用や創意工夫により長期耐久性の向上を図りました。
概要
竣工 | 2016年1月 |
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用途 | トンネル |
所在地 | 北海道美唄市~芦別市 |
発注者 | 北海道 |