お知らせ
2025.07.23
苫小牧工業高等専門学校でDXや最新技術に関する授業を実施しました

2025年7月1日、苫小牧工業高等専門学校にて、当社のDXへの取り組みや最先端技術の活用事例を紹介する授業を実施しました。
当日は、2つの授業に参加。まず、第3学年全学科(約205名)の必修科目「AI・データサイエンスⅡ」では、グループ会社の(株)伊藤組と合同で授業を行い、当社は「工事現場におけるデジタル技術の活用と高専卒業生のキャリア」をテーマに講義しました。これは、本年2月に当社の最上トンネル工事現場で実施された「道内DX企業見学会」(主催・北海道デジタル人材育成推進協議会)の内容をより深めたもので、事業紹介やDX推進の取組み、MRやAIなどの最新技術の活用事例、キャリア情報などについてお話ししました。なお(株)伊藤組の実施内容は同社HPで紹介されていますので、そちらもぜひご覧ください。
続いて、創造工学部(都市・環境系)4年生(約40名)を対象とした出前授業では、「3Dを活用したMR(複合現実)によるICT施工の取組み」をテーマに講義を実施。この講義は、日本建設機械施工協会北海道支部の「建設技術担い手育成プロジェクト」の一環として、他の建設会社と合同で行われたもので、実際にMRゴーグルを着用して、複合現実空間上で工事現場の3Dモデルを操作するなど、より実践的な内容を通じて、建設業の最新技術を体感いただきました。
授業に参加した学生からは、
「AIやMR、ドローン、遠隔操作などが実際に現場で使われていることに驚いた」
「3Dモデルによってリアルな現場の様子が想像できた」
「建設業に対する3Kのイメージが変わった」
「高専での学びが現場で活きると実感した」
「情報・電気・機械系の人材も必要とされていることを知り、業界への興味が湧いた」
といった多くの前向きな感想が寄せられました。
当社は今後も、若い世代に建設業の魅力と可能性を伝える教育支援を通じて、未来の担い手育成に貢献してまいります。