人財CSR・サステナビリティ

情熱と意欲を持てる人財育成

伊藤組土建にとって最大の財産は人。働くことへの情熱や意欲を持てる職場環境づくりへの取り組みや、多様な人財の育成が何よりも重要と考えています。
当社では、女性・高年齢者・障がい者・若者・外国人就労者の採用と活躍の機会を提供するなど、人財の多様性に対応し、企業としてさまざまな仕組みを用意して後押しをすることで、ひとりひとりが企業人として成長しながら、自らの成長ややりがいを育むことのできる体制を構築しています。
また、学生向けの現場見学会やフィールドスタディ、幼児・児童向けの見学会なども積極的に開催し、建設業界にとって重要な未来の担い手の育成に努めています。

採用におけるダイバーシティ(多様性)

日本語で「多様性」を意味するダイバーシティにおいて、当社でも、女性、高年齢者、障がい者、若者など、多様な人財の積極的な採用と活躍の機会を提供することに取り組んでいます。
女性社員では、現場採用・昇進昇格機会の提供など、女性が能力を発揮できる職場づくりや、育児・介護休業、産前産後特別休暇、子の看護休暇、育児・介護短時間勤務などの制度を設け、生活スタイルが変化しても安心して働ける環境を整備しています。
また、外国籍の社員も登用し、各現場に配属され、日本人社員とともに活躍しています。
さらに、未来のオリンピック選手を目指す社員も登用、会社としても一丸となって応援しています。

「けんせつ小町」活動への参加

一般社団法人日本建設業連合会では、2014年建設業界で働く女性を「けんせつ小町」と名付け、女性社員が現場見学会や学生、企業を越えた同業・異業種交流を通して、建設業の社会的意義を学び、活躍する女性を増やすための活動を行っています。
当社でも、主旨に深く賛同し、同会が開催する「けんせつ小町ツアー」や現場見学会・座談会への積極的な参加を促しています。
この活動を通して、女性が建設業界でやりがいを感じながら活躍できる環境を整備し、さらに次世代の新たな「けんせつ小町」を産み出す一助になることを願い、今後も活動を推進してまいります。

札幌市「土木施設めぐり女子ツアー」への参加

このイベントは、土木系の学科に所属する女子学生の皆様を対象に、現場見学会や女性技術者との座談会を通して建設業の魅力を伝えるとともに、女性技術者として現場で働くイメージをつかんでもらうことを目的として行われたものです。
現場見学会では、担当者から工事概要の説明などを受けながら実際の土木工事の現場での仕事や勤務環境を体感しました。また、併せて開催された座談会では、土木技術者として働くことのやりがいや普段の勤務環境、就職活動などを話題に、和やかな雰囲気で交流が行われました。
当社では、未来を担う学生のキャリアデザインに関わる活動に積極的に取り組んでまいります。

TOPICS-社外からの評価-

北海道働き方改革推進企業 ゴールド認定

北海道が実施している「北海道働き方改革推進企業認定制度」において、多様な人材の活躍や就業環境の改善、生産性の向上に向けた当社の取り組みが評価され、「北海道働き方改革推進企業 ゴールド認定企業」に認定されました。

ゴールド認定証

「ワーク・ライフ・バランスplus企業認証」にて認証

札幌市が「仕事と子育ての両立」を支援するため、2008年から行っているワーク・ライフ・バランス推進事業の中で、ワーク・ライフ・バランスに積極的に取り組む企業を独自の基準で認証する「ワーク・ライフ・バランスplus企業認証」にて認証されました。

ワーク・ライフ・バランスplus企業認証

「北海道なでしこ応援企業表彰」を受賞

2018年、職業生活における活躍や労働者の仕事と家庭の両立支援のための当社の取り組みに対し、北海道より「北海道なでしこ応援企業表彰」を受賞しました。
女性の積極的な採用や管理職昇進機会の提供など、女性の職業生活継続の推進に進んで取り組んでいることが評価されました。

奨学金返還助成制度

近年、学生生活において奨学金を受給している学生の割合は少なくなく、就職後の返還に苦しむ学生が多くいることをうけ、当社では、2018年より一定の条件を満たす社員に対して、その奨学金の返還を会社が補助する制度を導入しました。この制度は、奨学金の返済と同時に働く社員の生活を支援する施策となっており、多くの社員がこの制度を利用しています。

職場体験・インターンシップの実施

学生が自らの適正を把握し、今後の専攻や将来のキャリア形成について考える機会を提供することを目的として、職場体験、実習制度のインターンシップを実施しています。
これらの取り組みは、将来の社会を担う次世代への育成と、建設業に対する深い理解につながっています。

工学系学生向け現場見学会

当社では、将来建設業界にとって貴重な担い手となる工学系学生向けに、土木工事や最新のICTについて興味を持っていただく貴重な機会として、現場見学会を実施しています。
見学会では、事業概要や工事についての説明後、施工状況の見学、当社技術部が製作したCIM動画の鑑賞やタブレットPCによるAR体験、UAV(ドローン)操作などを体験していただきました。社員への質問を積極的にされる学生さんも多く、建設業界に興味をもっていただく良い機会となっています。

フィールドスタディプログラム

当社のCSR活動の一環として、高校生が地元企業の課題解決の事例などについて企業訪問を通して学ぶ、マイナビ社主催の「locus(ローカス)・フィールドスタディプログラム」の受け入れを実施しています。
locusは、企業の繋がり(サプライチェーン)やイノベーションの事例をヒントに、地域や社会の課題解決を考える、高校生向けの学習プログラムです。
2種類の学習プランがあり、当社では「フィールドスタディプラン」を実施。当社の紹介にはじまり、本社内にある伊藤組歴史館の見学、建築・土木部門の社員との座談会を通して、建設会社の仕事や課題解決の事例について学んでいただいています。

園児・児童現場体験会

当社では、園児・児童の皆さまを現場にご招待し、建設現場を身近に感じてもらえるイベントや見学会を実施しています。
河川工事の護岸ブロックに幼稚園児を招いて、ペンキで色を塗ってもらうイベントや、現場内の建設機械への試乗会、また、校舎改築工事現場に児童生徒を招いた見学会や、実際に塗装にチャレンジしてもらうなど、子どもたちに楽しみながら建設業への興味、関心を持ってもらう良い機会となっています。

セミナー講師活動

当社CSR活動の一環として、各種セミナーに当社社員が講師として登壇する機会を設けています。
セミナーでは自社の施工事例をご紹介しながら、安全管理、人財育成、建設業の未来図や目標、課題などについてお話しています。
登壇する社員にとって、自社の企業活動や建設業が社会に担う責任を深く考える良い機会となり、人財育成の面においても大切な活動であると考えています。

建設産業魅力発信セミナー

建設産業育成支援セミナー

生産性向上セミナー

TOPICS-社外からの評価-

「ベストプラクティス企業」に選定

厚生労働省北海道労働局より、当社が2020年の「ベストプラクティス企業」に選定されました。

ベストプラクティス企業とは、厚生労働省が毎年11月に実施している「過重労働解消キャンペーン」の一環として、各都道府県労働局が長時間労働削減に積極的に取り組む企業を選定するものです。

当社の取り組みとして「働き方改革推進室」を中心とし、下記の活動を行っていることが評価されました。

  1. 有給休暇の取得推進により、業種平均を約20%上回る取得率を達成
  2. 各種休暇制度により働く人がリフレッシュできる労働環境を創造
  3. 建設現場の効率化のための積極的な新技術導入による労働時間短縮への取組
  4. 建設現場における土曜固定休日制(4週7休制を目標)の導入
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